充実感のある毎日にする方法
From: 殿村 悠吾
みなさんは日々の時間を意義のあるものにしたいと思ったことはありませんか?
また、並外れた結果を出し続ける人たちとそうでない人たちの違いは何だと思いますか?
それは、、、
日誌をつけているかどうか、なんです!
事実、本田圭祐や高梨沙羅などのスポーツ選手、ユニクロの柳井正や京セラの稲盛和夫などの一流ビジネスマン、いわゆる並外れた結果を出し続ける人たちの多くは、ほぼ例外なく日誌を書くことを習慣にしています。
[日記VS日誌]
まず、そもそも「日記」と「日誌」は似ているようで全く違います。
これは多くの人が勘違いしていることです。
「日記」というのは、その日にあった事や、それに対する感想を思いつくままに書くものです。
例えば次のような文章です。
「今日は〇〇君、〇〇ちゃんとカラオケに行った。〇〇君は意外と歌が上手くてびっくりした。その後ラーメンを食べて帰った。とても楽しい1日だった。明日も雨だけど何をして過ごそう。」
日記を書くにしても、何も書かないよりかはマシです。
しかし、これではいつまでたっても目標に近づくことができるどころか、現状が変わることすらありません。
一方、「日誌」は次のようなものです。
毎日のできたことやできなかったことを分析・評価し、その要因を翌日の行動スケジュールに反映し、具体化するものです。
つまり、日誌とは毎日の自分の振り返りのことです。
日誌を書くことで自分の失敗を修正し、成功をより伸ばせるので目標に確実に近づくことができます。
[日記な人と日誌な人との行動の違い]
日記を書く人と日誌を書く人は考え方が違います。
同じ物事に対して前者と後者はどう考えるのでしょうか?
前者は「最悪、また失敗した。もうイヤ…」です。
後者は「どうすればもっと上手くできるかな?」です。
捉え方が全然違いますよね。
日記を書く人は、行動の結果を次の行動に反映できないために、
いつまでも同じ所を行き来しています。
同じところを行き来するせいで、問題に気づくことができません。
問題に気づくことができないために、また同じ失敗をします。
また同じ失敗をするので、モチベーションが続きません。
モチベーションが続かないために、挫折します。
そうやって負のスパイラルに陥ります。
こう考えると「日記」方式は恐ろしいものでしょう!
「日記」を書くことが「自分は意思の弱いダメな人間だ」と自分を責めることに繋がるからです。
ほとんどの人が「うまくいった」「うまくいかなかった」と言うだけで終わります。
悪い言い方をすれば行き当たりばったりです。
行き当たりばったりだということは、問題に気づけていません。
では、問題に気づくためには、どうすれば良いのでしょうか?
それが「日誌を書くこと」です。
[さぁ、日誌を書こう!]
「なぜ、この取り組みを成功したのか?」
「なぜ、この取り組みは失敗したのか?」
など、そういったことを考えて、寝る1時間前にでも毎日記録しましょう。
記録ですので、もちろん紙に書きましょう。
とは言っても、、、
最初は何を書けばいいのか全く分からないでしょう。
ですので、自分に投げかけるオススメの2つの言葉があります。
それは、、、
⒈ 今日をもう一度やり直せるとしたら、どんな1日にしてみたい?
⒉どうすればもっと良くなる?
最初はこの2つに答えるように、日誌を書いてみてはどうでしょうか?
僕自身、この2つの問いかけならどんな日でも答えられます。
みなさんもやってみてはどうでしょうか?
そうすれば充実感があり、満足感のある日々を過ごせます。
大みそかに「今年2017年も早かったなぁ〜 」なんてソバを食べながら言わずに、「2017年はこんなこともできた、あんなこともできた!」と言えるようになるハズです。
明日もお楽しみに!